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たけよし いずみ |
教授 |
竹吉 泉 |
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群馬大学大学院医学系研究科
臓器病態外科学教室教授 |
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専門 : 消化器外科 |
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群馬大学大学院医学系研究科臓器病態外科学教室は、群馬大学医学部第2外科学教室として昭和29年に開講しました。現在教室では、消化器・移植外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科、心・血管外科の4診療グループに大別されています。若手医師がすべてのグループでの診療を経験することにより、幅広い領域をカバーできる外科医を養成することを基本方針にしています。外科学会の専門医を取得するには幅広い領域の診療が必須ですが、当教室の若手医師の多くは最低年限で外科学会の専門医を取得しています。専門分野を選択した後も各グループの医師が協力しあう診療体制は教室の伝統であり、特色だと思っています。一臓器にとらわれない幅広い知識と技能を持った外科医は、地域医療にとっても不可欠です。しかし、大学だけで優れた外科医を育てるのは困難で、関連病院の協力なしには十分な経験を積むことはできません。幸いにも当教室は県内外に数多くの関連病院を有しておりますので、関連病院の先生方と協力して外科医の育成にあたっています。そして多くの教室員が、外科専門医になった後に取得可能なsubspecialtyとしての消化器外科専門医、乳腺専門医、呼吸器外科専門医や心臓血管外科専門医を取得しています。
私が教授に就任して5年目を迎えました。就任以来、明るい教室づくりと若手医師が気兼ねなく発言ができ、前向きな意見交換が可能な教室運営を目指してきました。そして臨床の教室として手術をたくさん行い、多くの患者さんに信頼していただけるような教室づくりをしたいとここまでやってきました。教授就任前の2005年度の教室の手術症例数は、手術室統計によると545例でしたが、その後順調に増加し、2010年度には986例になりました。私の目標であった『教室で年間1,000例の手術を行う』ということも間もなく達成されると思います。1000例あれば若い教室員にも多くの手術を執刀してもらえると思っていますし、実際現在でも可能な限り若い医師に執刀してもらっています。大学にいる教室員は忙しいながらも、明るく、また楽しく仕事をしていてくれていると思っています。日本中で外科医が減っている中で、0からスタートした新入教室員の数も2人→3人→5人と順調に増えてきて、平成23年4月には後期研修医3人と後期研修終了後の3人の合計6人が入局してくれました。
当初目的としていた臨床中心の教室運営の基盤は完成しつつあるのではないかと思います。これからも臨床重視の方針は変りませんが、同時に、大学のもう1つの柱である研究の充実を強化していきたいと考えています。教室内での研究は、これからも地道に継続していかなければなりません。しかし、若い人が意欲的に新たな知識を求めるなら、国内外を問わず可能な限り勉強に行かせたいと考えています。海外留学は今まで私を含め皆米国留学でしたが、今夏からイタリアのボローニャ大学へ留学する教室員もおり、欧州への留学も積極的にしてもらおうと考えています。 教室はなによりも明るくなければなりません。そして人材が集まらなければ教室は発展しないと思います。医師としての能力や人間性を生かして人材を適材適所に配置し、最終的には教室員全員がhappyになってもらえるような教室運営をこれからも目指していきたいと思います。 |